子役の吉田帆乃華(よしだ ほのか)さん。
『大病院占拠』(2023年)で櫻井翔さん演じる主人公・武蔵三郎の娘・武蔵えみり役を務め、一躍話題となりました。
その後も『新空港占拠』(2024年)、『放送局占拠』(2025年)と3作連続で同役を演じ、シリーズファンにとって欠かせない存在となっています。
そんな吉田帆乃華さんが、どんな経歴を持ち、これまでどんな作品に出演してきたのか気になりますよね?
そこで今回は、
- 吉田帆乃華さんのプロフィール・経歴・出演作
- 占拠シリーズとは
- 『放送局占拠』シリーズ第3作目の見どころ&注目情報まとめい【ネタばれ】
主にこの3つについてご紹介します。
最後まで読んでいってください。
🧒 吉田帆乃華さんのプロフィール・経歴

項目 | 内容 |
---|---|
名前 | 吉田 帆乃華(よしだ ほのか) |
生年月日 | 2014年6月26日 |
年齢 | 11歳(2025年現在) |
出身地 | 福岡県 |
身長 | 約142cm |
所属事務所 | クラージュキッズ |
活動開始 | 2017年(3歳頃)から子役として活動 |
@honoka__yoshida |
まだ小学生ながら、大河ドラマ、朝ドラ、話題の民放ドラマなど多くの作品で存在感を放っています。
🗓️ 吉田帆乃華さんの経歴:時系列まとめ

吉田帆乃華さんの子役としての経歴を、時系列でエピソードを交えてまとめました。出演作だけでなく、活動の広がりや印象的な役柄も含めてご紹介します。
👶 2014年6月26日:誕生
- 福岡県に生まれる
- 幼少期から表情が豊かで、周囲から「演技向き」と言われていたそうです
🎭 2017年(3歳):子役活動スタート
- クラージュキッズに所属
- CMや再現ドラマなどで映像出演を始める
- 初期は役名なしの出演が多く、演技経験を積む時期
📺 2019年(5歳):ドラマ初出演
- NHK『腐女子、うっかりゲイに告る。』に出演(役名未公表)
- TBS『凪のお暇』でチビ凪役 → 名前付きで注目される
- 『G線上のあなたと私』北河多実(幼少期)役も話題に
初出演は『腐女子〜』ですが、名前が広く知られるようになったのは『凪のお暇』になります。
このようなケースは子役や新人俳優によく見られます。初期は役名なしやエキストラ的な出演が多く、注目作で名前が出て一気に認知されるというステップアップ型です。
🎞️ 2020年(6歳):🎥 映画初出演:『星の子』映画デビュー
- 映画『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』などにも出演
- 映画『星の子』で蒔田彩珠さんの幼少期「まーちゃん」役
吉田帆乃華さんの映画初出演作は、2020年公開の映画『星の子』での5歳のまーちゃん役です 。
- 作品名:星の子
- 公開年:2020年
- 役名:5歳のまーちゃん(蒔田彩珠さん演じる主人公の幼少期)
- 概要:宗教に傾倒する両親のもとで育つ少女の成長を描いた作品。蒔田彩珠さんが主演し、吉田帆乃華さんはその幼少期を演じました。
幼少期役の演技力が評価され始める
🌟 2021年(7歳):NHK大河・朝ドラに進出
- 大河ドラマ『青天を衝け』渋沢てい(幼少期)役
- 朝ドラ『おかえりモネ』百音(幼少期)役
🎬 2022年(8歳):映画出演が急増
- 映画『隣人X-疑惑の彼女』で上野樹里さんの幼少期役
- 実写映画『おそ松さん』
- 映画『アンダードッグ』などにも出演
幼少期役のスペシャリストとして認知され始める
🔥 2023年(9歳):占拠シリーズ『大病院占拠』でブレイク
- ドラマ『大病院占拠』武蔵えみり役で注目度急上昇 SNSでは「パピー呼び」が話題に
- 大河ドラマ『どうする家康』亀姫(少女時代)役でも存在感を発揮
✈️ 2024年(10歳):継続出演と声優挑戦
- ドラマ『新空港占拠』で武蔵えみり役を続投
- アニメ映画『火の鳥 エデンの花』で声優初挑戦(コム役)
- 映画『不死身ラヴァーズ』など幻想的な作品にも出演
🎥 2025年(11歳):感情演技の深化『放送局占拠』でシリーズ3作目
- ドラマ『放送局占拠』でシリーズ3作目のえみり役
- 大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』あやめ役で大河ドラマ出演
- 映画『おいしくて泣くとき』では物語の感情的な核を担う役柄に
🌟 総評
吉田帆乃華さんは、3歳で活動開始 → 5歳でドラマ初出演 → 6歳で映画デビュー → 9歳でブレイクという、非常に理想的なステップを踏んでいます。 特に「占拠シリーズ」での継続出演は、子役としてのキャリアにおいて大きな財産となっています。
📺 その他の主な出演作
- ラジエーションハウスII~放射線科の診断レポート~(2021年/フジテレビ)第6話ゲスト出演。郷田一平の娘役として登場し、感情的なシーンが印象的でした。
- 黒革の手帖〜拐帯行〜(2021年/テレビ朝日)主人公・原口元子(武井咲)の幼少期役。重要な回想シーンを担当。
- 機界戦隊ゼンカイジャー(2021年/テレビ朝日)第37カイにて、小野由梛(おの ゆな)役で出演。
- 金田一少年の事件簿(2022年/日本テレビ)第4話に出演。事件の重要証言を持つ子ども役で、物語に緊張感を与えました。
- Maybe 恋が聴こえる(2023年/TBS「よるおびドラマ」)主人公・桃井蕾未(ももい つぼみ/伊藤万理華)の幼少期役。
🌟 活動の特徴と成長ポイント
- デビュー初期(6〜8歳)主に幼少期役や脇役出演が中心。自然な演技と豊かな表情が評価される。
- 成長期(9〜11歳)感情表現やセリフ量が増え、主要キャストの幼少期として物語の鍵を担うことが多くなる。
- 活動の幅拡大Amazon Original作品や声優挑戦など、出演ジャンルも広がりを見せている。
- 幼少期役のスペシャリスト:多くの作品で主要キャストの幼少期を演じ、物語の感情的な核を担う。
- 演技力の成長が著しい:年齢とともにセリフ量や感情表現が増え、演技の深みが増している。
- 共演者との関係性も話題:櫻井翔さんとの親子役では、オフショットでも「本当の親子みたい」と話題に。
占拠シリーズとは?『大病院占拠』『新空港占拠』『放送局占拠』


『占拠シリーズ』は、櫻井翔さん主演のサスペンスアクションドラマ。
刑事・武蔵三郎が、武装集団によって占拠された施設で人質救出や事件解決に挑む姿を描きます。
- 第1弾:『大病院占拠』(2023年1月〜3月放送)
- 第2弾:『新空港占拠』(2024年1月〜3月放送)
- 第3弾:『放送局占拠』(2025年7月〜放送中)
それぞれの作品で、緊迫感あふれるアクションと家族愛を軸にした人間ドラマが展開され、視聴者を引き込みます。

👨👩👧 武蔵家の絆
物語の中心には、武蔵三郎(櫻井翔)と家族の関係があります。
妻・裕子(比嘉愛未)との再構築、娘・えみり(吉田帆乃華)との信頼関係の変化が、シリーズを通して描かれてきました。
吉田帆乃華さん演じるえみりは、
- 第1作『大病院占拠』では父を拒絶しながらも、物語の終盤で和解。
- 第2作『新空港占拠』では父を信じて待つ娘に成長し、
- 第3作『放送局占拠』ではさらに自立した姿を見せています。
主演の櫻井翔さんについては、結婚や家族、占拠シリーズでの役柄まで詳しくまとめた関連記事でご紹介しています。
ぜひこちらも合わせてお読みください。
➡ 櫻井翔の嫁は比嘉愛未?ドラマ占拠シリーズから見える家族愛も含めて徹底調査!

『放送局占拠』シリーズ第3作目の見どころ&注目情報まとめ【ネタバレ】


シリーズ第3弾『放送局占拠』は、櫻井翔さん演じる刑事・武蔵三郎が再び武装集団と対峙するタイムリミット・サスペンス。
今作では、新たな敵「妖(あやかし)」と過去の因縁が交錯し、スリリングな心理戦と家族ドラマが展開されます。
🔥 見どころポイント
- 武装集団「妖」の正体リーダー「般若」の正体は、武蔵の義弟・伊吹裕志(加藤清史郎)という衝撃の事実。毒ガスによる人質殺害のタイムリミットが設定され、緊迫感が急上昇。
- 過去事件とのつながり「鎌鼬事件」が鍵を握る。武蔵の過去と妖の誕生理由が物語の核に。
- 人質ドラマの心理戦防護マスクが5つしかない中、6人の人質が命をかけて奪い合う展開が描かれる。
- 豪華キャストの競演、比嘉愛未さん、ソニンさん、瀧内公美さん、菊池風磨さんらが緊迫感あふれる演技を披露。
🔍 『放送局占拠』注目テーマ解説
1. キャスト構成
『放送局占拠』は、警察・人質・妖(あやかし)の三勢力が物語を動かします。
- 警察側:武蔵三郎(櫻井翔さん)、和泉さくら(ソニンさん)らが事件解決に奔走
- 人質側:報道キャスター灘見寛治(福澤朗さん)をはじめ、事件の鍵を握る人物たち
- 妖側:リーダー「般若」を中心とした目的を秘めた武装集団
この三勢力の駆け引きと心理戦が、シリーズの大きな魅力となっています。


2. 妖の目的
妖は単なるテロ組織ではなく、過去に起きた「鎌鼬事件」の真相を暴くことが目的。
この事件は武蔵の家族や警察内部の秘密とも深くつながっており、物語が進むにつれて緊張感が高まります。
3. ロケ地情報
物語の舞台となる放送局の外観は、東京・お台場のテレコムセンターや旧日本テレビ社屋がモデルとされ、実際の施設を活かしたリアルな映像が物語の緊迫感を引き立てています。
4. 相関図と人間関係
物語の中心には、武蔵家をはじめとする複雑な人間関係があります。
- 武蔵三郎(父)と裕子(母・比嘉愛未)は、第2作『新空港占拠』で別居を解消しており、第3作でも同居していると考えられます。


- 娘・えみり(吉田帆乃華)は父との絆をさらに深め、事件に巻き込まれながらも成長を見せています。

- 義弟・伊吹裕志(加藤清史郎)は敵である妖のリーダー「般若」として立ちはだかります。

さらに、警察内部の対立や思惑も絡み、三勢力の複雑な関係性が物語をより深くしています。
5. SNSでの考察熱
放送中はSNSで、
- 「犯人は誰?」
- 「黒幕は武蔵の身近な人物?」
- 「過去作とのつながりや伏線回収」といった考察が盛り上がり、毎話放送後にはトレンド入りするほど。特に過去シリーズとのリンクやキャラクターの背景についての推測は、ファンの間で熱く議論されています。
📺 『放送局占拠』第1話〜第5話までの詳しいあらすじ
※吉田帆乃華さん演じる武蔵えみりは、物語の中心となる武蔵家の娘で、父・三郎(櫻井翔)と母・裕子(比嘉愛未)が別居中の中、事件に巻き込まれます。人質としてテレビ局に拘束され、時に冷静に、時に父の行動を信じて耐える姿が描かれます。
📺『放送局占拠』第1話〜第5話まとめ+妖の正体
※吉田帆乃華さん演じる武蔵えみりは、物語の中心となる武蔵家の娘で、父・三郎(櫻井翔さん)と母・裕子(比嘉愛未さん)が占拠シリーズを通して、事件に巻き込まれます。今回は人質としてテレビ局に拘束され、時に冷静に、時に父の行動を信じて耐える姿が描かれます。
📺 『放送局占拠』第1話 あらすじ(2025年7月12日放送)
空港占拠事件から1年。元SAT隊員の武蔵三郎(櫻井翔さん)は、警視庁刑事部・立てこもり犯罪対策班「BCCT」に所属していた。
1か月前、バスジャック事件が発生。和泉さくら(ソニンさん)の指揮のもと、武蔵と伊吹裕志(加藤清史郎さん)が現場へ。
犯人をひきつけ、スキが出来た時に犯人の肩を撃てと伊吹に命じて、三郎が犯人に接触。
犯人・八丈(原西孝幸さん)は爆弾を仕掛け人質を取ったが、武蔵が救出に動いた隙に爆弾を起動させ、犯人は死亡し、人質は無事救出された。
ただ、伊吹の手が震えていたのが印象的であった。
そして現在。巨大テレビ局「テレビ日本」では、都知事選2025の選挙特番『NEWS FACT』が本番を迎えていた。
候補者は以下の4名:
- 沖野聖羅(片岡礼子さん)
- 現職・大芝三四郎(真山章志さん)
- 三河龍太郎(北代高志さん)
- 仮面をかぶった謎の候補・般若
放送直前、候補者の殺害予告が届き、武蔵・和泉・伊吹らが警備に配置される。
さらに、武蔵の妻・裕子(比嘉愛未)は医療ドラマ『Dr.TRUTH』監修のため局内に滞在、娘・えみり(吉田帆乃華)も同行していた。
人質は約500人。
妖の出現
その隙を突き、妖(あやかし)と名乗る仮面の武装集団が局を占拠。
アマビエ、唐傘小僧、化け猫、河童、天狗、がしゃどくろらが侵入し、伊吹は拉致されてしまう。
やがて生放送が始まると、般若が姿を現し「人質たちの罪を白日の下にさらす」と宣言。局は完全に支配され、衝撃の映像が全国へ配信された。
BCCTの本庄杏(瀧内公美さん)が指揮を執り、警備部長で叔父の屋代圭吾(高橋克典さん)と対立しながら作戦を進める。
妖たちはネットで動画配信を行っており、さらに別の仲間として座敷童、輪入道の存在も明らかになる。
一方武蔵は和泉とともに、局内にいる裕子とえみりを避難させようとするが、天狗とがしゃどくろに発見される。逃走中、和泉はえみりが転倒し、助けようとした瞬間、天狗の銃弾に倒れてしまう。
伊吹を拉致したのは、空港占拠事件で因縁を持つ青鬼・大和耕一(菊池風磨さん)だった。
拉致された伊吹の首にはマイクロチップ爆弾が仕掛けられ、「ある人物を拉致しろ」と脅迫されていたことが判明。
伊吹は命令に従うしかなく、警察が追跡した先のトラックには遺体が残されていた。
🕵️♀️ 妖の正体:まだ誰も仮面を外していない
📺『放送局占拠』第2話 あらすじ(2025年7月19日放送)
天狗の銃弾を受けた和泉さくら(ソニンさん)は意識不明に。
武蔵三郎(櫻井翔さん)は妻・裕子(比嘉愛未さん)に和泉を託し、娘・えみり(吉田帆乃華さん)を連れて局内を逃走する。
警視庁BCCTの本庄杏(瀧内公美さん)らは潜入ルートを突き止めるが、屋代圭吾(高橋克典さん)が投入したSATの突入は失敗。
一方その裏で、拘置所を脱走していた青鬼・大和耕一(菊池風磨)の計画が進行していた。
妖は特番『NEWS FACT』を完全に乗っ取り、仮面の一人が素顔を晒す。
武蔵は人質救出のため残り、娘えみりをダクトから外に逃がす。だがその後裕子と合流したが、先に天狗とがしゃどくろに待ち伏せされ捕まり、スタジオへ。
妖の目的は「番組制作」だった。
現職都知事ら候補4名と制作スタッフを人質に、その他は解放。武蔵には爆弾を背負わせ外へ出すが、それはドッキリ仕掛けで「どっきり」の旗が出る演出だった。
公開裁きの第1ターゲット
妖は「人質の罪を暴く番組」を開始。
司会は灘見寛治(福澤朗さん)、アシスタントはインフルエンサーの真鍋野々花(宮部のぞみさん)。
最初のターゲットは都知事候補・三河龍太郎(北代高志さん)。
三河は「熱湯風呂」に四つん這いで風呂の蓋に捕まり徐々に温度が上がる湯気に晒されて、2時間後には100度に達する装置で火傷死は免れないものだった。
武蔵は真相解明を命じられ、BCCTの志摩(ぐんぴぃさん)らと調査。
その結果、三河の運営するサッカースクールの運転手・福江綾人が、伊吹と青鬼を乗せたトラックを運転していたと判明する。
青鬼は伊吹にクリーニング店主・間崎実篤(谷川昭一朗さん)を拉致するよう命じる。
伊吹は間崎に通報を促すが、青鬼に看破され追い詰められる。
一方局内では、裕子が和泉を救うため、ドラマの医療器具を使い緊急手術を開始。
候補者・沖野聖羅(片岡礼子さん)が看護師経験を活かして補助に入り、さらにアシスタントディレクター・忽那翡翠(斎藤なぎささん)も参加。
裕子の冷静な判断で、和泉の命はつなぎ止めようと奮闘する。
その最中、俳優の式根潤平(曽田陵介さん)がメスを隠す姿を、ディレクター日出哲磨(橋本じゅんさん)が隠し持っていたスマホのカメラで密かに撮影していた。
武蔵と天草(曽田俊介さん)は福江綾人を確保。
福江綾人は般若の指示で運転していたと証言し、「こっくりさん」と書かれた紙を持っていた。
彼は「自分のせいで子どもがこっくりさんに呪われた」と語る。
伊吹は間崎を連れ出そうとするが、娘の菖蒲(北村優衣さん)に発見される。
さらに天狗とがしゃどくろが仮面を脱ぎ、青鬼の脱獄に関与していたことが判明。
屋代は事態を重く見て官房長官に連絡する。
ラスト、般若が「こっくりさん」と呼びかけると、武蔵の頭上に鉄パイプが落下――。
間一髪で難を逃れた。
🕵️♀️ 妖の正体(判明):
- 天狗:芝大輔(モグライダーさん)【初の顔出し】和泉さくら(ソニン)を撃った“妖”の一員さ冷静かつ攻撃的な性格で、武蔵たちの行動を妨害する役割を担う。
- がしゃどくろ:瞳水ひまり【同回で仮面を外す】武蔵の娘・えみり(吉田帆乃華)を追いかける“妖”の一員。俊敏で執拗な動きが印象的。
- 「天狗」と「がしゃどくろ」は、青鬼・大和畊一を拘置所から脱走する手助けをしている。
📺『放送局占拠』第3話 あらすじ(2025年7月26日放送)
妖(あやかし)は、都知事候補・三河龍太郎(北代高士さん)の“闇”を暴くよう武蔵三郎(櫻井翔さん)に要求する。三河は「熱湯風呂」の装置に拘束され、2時間以内に真実を暴かなければ命を落とすという危機的状況に置かれる。
武蔵は、かつて三河のサッカースクールに通っていた御蔵健伸(塩野夢人)から話を聞き出す。健伸は1年前に自殺した少年・津久見玲央のサッカー仲間であり、玲央が三河からの過度なしごきに苦しみ、追い詰められて自死したことを証言する。健伸は玲央が三河からしごかれているその様子を動画に収めていたが、脅されて口をつぐんでいた。
生放送では、武蔵が証拠映像を提示し、三河の悪事を暴露。スタジオは騒然となる。そこへ、妖の一員であるアマビエが仮面を外す。その正体は玲央の母・津久見沙雪(ともさかりえさん)。涙を流しながら「息子を殺した」と三河を糾弾し、銃を突きつける。
一方、伊吹裕志(加藤清史郎さん)は青鬼・大和耕一(菊池風磨さん)に操られ、クリーニング店主・間崎実篤(谷川昭一朗さん)を拉致するよう強要される。現場を目撃した娘・菖蒲(北村優衣さん)も巻き込まれ、共に監禁される。大和は、実篤が裏社会で「死体処理」を請け負う存在であり、“のっぺらぼう”と呼ばれていたことを明かす。
その頃、武蔵と天草(曽田俊介さん)は八道ビルに潜入するが、罠にかかり閉じ込められる。武蔵は蜘蛛型ロボットに毒を注入され、90分以内に死に至る可能性のある毒を受けてしまう。
局内では、裕子(比嘉愛未さん)が和泉さくら(ソニンさん)の緊急手術を実施。都知事候補・沖野聖羅(片岡礼子さん)とアシスタントディレクターの忽那翡翠(斎藤なぎさ)が補助に入り、和泉は意識を回復する。
さらに人質の一部(式根潤平、大芝三四郎、日出哲磨、奄美大智)が脱走を試みるが、天狗とがしゃどくろに捕らえられる。式根が隠し持っていたメスでがしゃどくろを刺し、負傷させた際、天狗をがしゃどくろが「お兄ちゃん」と呼びかけ、2人が兄妹であることが判明する。
ラストでは、伊吹が爆弾チップを外してもらおうと間崎に頼むが、間崎は「なぜ正体がバレたのか」と取り乱し、ガラス瓶で伊吹を襲おうとする。混乱の中、武蔵も毒の影響で力尽き、「嘘だろ…」とつぶやきながら倒れる。
- 般若が現職都知事・大芝の闇を暴すよう要求
- 1年前の「女郎蜘蛛殺人事件」に大芝が関与していた可能性
- 青鬼・大和耕一(菊池風磨)の過去が描かれる
- 「アマビエ」が仮面を外し、正体と動機が明かされる
🕵️♀️ 妖の正体(判明):

- アマビエ:津久見沙雪(ともさかりえさん) → 息子・玲央くんがサッカー教室でのしごきにより自殺。三河への復讐のため“妖”に加わった。息子の自殺をきっかけに復讐を決意


📺『放送局占拠』第4話 あらすじ(2025年8月02日放送)
武蔵三郎(櫻井翔さん)は、ベニアカジョロウグモ型ロボットの毒針に刺され、90分以内に解毒できなければ死に至る危険な状態となる。般若は武蔵に「現職都知事・大芝三四郎(真山章志さん)の闇を暴け」と要求。成功できなければ、大芝の頭上に設置された70kgのタライが落下し、頭蓋骨を粉砕する仕掛けが作動する。
BCCTは大芝の過去を調査し、1年前に発生した「女郎蜘蛛事件」にたどり着く。被害者は大芝の政策秘書・小笠原寧々。ホテルでの密会中に置物が落下し死亡したと報じられていたが、実際には寧々が大芝の談合を告発しようとしたため、もみ合いの末に事故死したものだった。大芝は建設会社に依頼して事件を隠蔽していた。
武蔵の容体が悪化する中、生放送が開始。アナウンサー灘見寛治(福澤朗さん)が司会を務め、武蔵に代わり本庄杏(瀧内公美さん)が事件の真相を告発する。大芝の罪が暴かれ、爆破装置が停止。武蔵は解毒剤で一命を取り留める。
その直後、妖の唐傘小僧が仮面を外し、正体が寧々の夫・舷太(駿河太郎さん)であることが判明。寧々は妊娠していたことも明かされ、舷太は「簡単に死なせはしない」と大芝への復讐心を語る。
さらに、こっくりさん事件と女郎蜘蛛事件のインタビュー映像に出演していた人物が同一人物であることが発覚。これはディレクター日出哲磨(橋本じゅんさん)が大学時代の後輩を使い、インタビューを捏造していたものだった。妖は次の標的を日出とし、顔に釘が刺さる「パイ投げ装置」が仕掛けられる。これを担当するのは、河童と化け猫だった。
一方、伊吹は大和耕一(菊池風磨さん)の命令で、裏社会の始末屋・間崎実篤(谷川昭一朗さん)とその娘・菖蒲(北村優衣)を監視していた。大和は菖蒲に「警官を追い払え」と命じ、伊吹に監視を続けさせる。伊吹は菖蒲に「警察に助けを求めろ」と促すが、菖蒲は逆に警官を射殺。「のっぺらぼうは、あ・た・し」と告白し、伊吹に銃を向ける。
ラスト、大芝は「すべて日出の闇は傀儡子(くぐつし)がやったことだ!」と口にした直後、机に仕掛けられていた感電装置に倒れ、死亡する。裕子(比嘉愛未さん)は、般若の言葉「我々の目的は傀儡子だ」を思い出す。
- 武蔵が毒を盛られ、解毒の条件として都知事の闇を暴くよう迫られる
- 大芝が秘書・小笠原寧々の死に関与していた事実が判明
- 裏社会の“始末屋”のっぺらぼうの正体が判明
- 「唐傘小僧」が仮面を外し、正体が明かされる
🕵️♀️ 妖の正体(判明):
- 唐傘小僧:小笠原舷太(駿河太郎さん) → 元・都知事秘書の夫。妻・小笠原寧々が官製談合を告発しようとして殺害された過去を持つ。妻の死をきっかけに都知事への復讐を誓う。

📺『放送局占拠』第5話 あらすじ(2025年8月09日放送)
現職都知事・大芝三四郎(真山章志さん)が指揮本部内で感電死するという異常事態が発生。
警備部長・屋代圭吾(高橋克典さん)は内部犯行の可能性を疑い、施設を封鎖して捜索を行うが、犯人の姿は見つからない。
本庄杏(瀧内公美さん)は、警察内部に紛れ込んだ協力者がいると推測し、志摩(ぐんぴぃさん)に極秘調査を命じる。
武蔵三郎(櫻井翔さん)は、妖(あやかし)の新たなターゲットであるテレビ局ディレクター・日出哲磨(橋本じゅんさん)の“闇”を暴くよう命じられる。日出には「顔面に釘が刺さるパイ投げ装置」が仕掛けられ、2時間以内に真実を明かせなければ死亡する状況。
調査の中で、日出が過去に報道した事件に関わるものの中に検索ワード「釘」から、5年前に放送された「奥州中央スパイクタイヤ事件(2020年3月13日OA)」が浮上。ここから世間を騒がせた「あかなめ事件」の真相がつながっていく。
当時、女子寮盗撮事件の犯人に仕立て上げられたのは新聞記者・高津国光。
だがこれは日出が俳優を使った偽の目撃証言を仕込み、報道を操作した冤罪だった。証言は「赤い服」「飴」といった特徴を誇張し、事件は「あかなめ事件」として拡散。
高津国光はネットでの誹謗中傷にもさらされ、走行していた消防車へ飛び込み自殺。遺体には、スパイクタイヤの痕が残されていた。
日出による冤罪が明らかになると、妖の河童と化け猫が仮面を外す。河童は高津国光の息子・波留斗(柏木悠さん)、化け猫は娘・美波(入山杏奈さん)。
2人は父を失った苦しみと怒りを語り、日出への復讐を試みる。しかし装置から飛び出したのは生クリームで、日出は生き延びる。だが開放された時に頭に付けられた風船が割れるとVTガスを吸わされ、致死量ではなかったが命の危険は続いていた。
さらに妖は、6人の人質たちを一室に閉じ込め、致死量のVTガスが仕込まれた風船を設置。防護マスクは5個のみで、武蔵に「自分自身の闇を暴け」と要求する。
そして般若が仮面を外し、その正体が伊吹裕志(加藤清史郎さん)であることが明かされる。
青鬼・大和耕一(菊池風磨さん)と伊吹の行動が並行して描かれていたが、時間軸が放送局占拠の3か月前の出来事である事が判明。
2人は裏社会の始末屋“のっぺらぼう”のアジトに拉致されていた。これは青鬼の計画で、目的は間崎の犯罪記録の入手する事。
当初“のっぺらぼう”だと思われていた間崎実篤は、実は“父親”でも無く単なる菖蒲に心酔する協力者に過ぎず、真の“のっぺらぼう”は菖蒲だった。
伊吹の首に埋め込まれていたのは爆弾ではなくGPSであり、救出に現れた妖・輪入道によって“のっぺらぼう”の拷問から2人は解放される。
大和のもうひとつの目的は、青鬼の後継者を育てる事だと語り、伊吹は“のっぺらぼう”の犯罪記録の中から「鎌鼬事件」の存在を知り、青鬼の「一緒に放送局を占拠しよう」という誘いに応じる。こうして伊吹は般若として、武蔵の前に立ちはだかることとなった。
- 三郎の目前で都知事・大芝が謎の感電死。椅子に仕掛けられた装置によるもので、犯人は内部にいる可能性
- 警察内部に“妖”の内通者がいる疑いが強まり、本庄は志摩に極秘任務を命じる
- 三郎はテレビ局ディレクター・日出の闇を追い、5年前の「奥州中央スパイクタイヤ事件」に辿り着く
- 日出の罪:のぞき・盗撮の罪を新聞記者・高津国光になすりつけ、自殺に追い込んだ
- 人質の間でも不信感と仲間割れが始まり、「河童」「化け猫」「般若」が仮面を脱ぎ、その正体が判明
🕵️♀️ 妖の正体(判明):
般若:伊吹裕志(加藤清史郎さん) → 武蔵の義弟で、恋人の冤罪とその死そして、警察内部の腐敗に絶望し“鬼”になった。BCCT捜査員で、拉致されたと思われていた人物。
化け猫:高津美波(入山杏奈) → 新聞記者だった父・高津国光が、テレビ局ディレクター・日出の罪をなすりつけられ自殺。その復讐のため“妖”に加わった。前作『潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官』では詐欺組織「幻獣」のハコ長として登場していた人物。

📺『放送局占拠』第6話 あらすじ(2025年8月16日放送)
伊吹裕志(加藤清史郎さん)が「妖」によって拉致された先には、病院占拠事件の主犯で、逃走している青鬼・大和耕一(菊池風磨さん)が現れ、伊吹に「あなたには使命があります。私たちの仲間になってください。」
拘束されている、“のっぺらぼう”達を目にして、伊吹は「こいつらも生かすというのか?」と問う。
大和は、「絶対に人を殺してはいけない」と言う。
仮面を外した般若=伊吹裕志(加藤清史郎さん)は、武蔵三郎(櫻井翔さん)に冷徹に告げる。
「すべての手がかりは与えました。2時間以内に、あなたの闇を突き止め、私が般若になった理由を明らかにしてください。間に合わなければ、人質が死にます」
武蔵は手掛かりを追い、5年前に桜咲海浜公園で起きた「鎌鼬事件」に行き当たる。
事件は2020年1月14日、桜咲海浜公園で起きた記者・安室光流(山本直寛)と大学生・白石純恋(彩香)の殺害事件。
犯人は、大学生・神津風花(花田優里音さん)で、三角関係から殺害に及んだとされている。
だが真実は全く違っていた。
安室を殺したのは、警備部長・屋代圭吾(高橋克典さん)。
屋代に死体の処理を依頼された“のっぺらぼう”=菖蒲(北村優衣さん)と協力者(信者)の地内実篤(谷川昭一朗さん)が現場で遺体を運搬していたところを、偶然通りかかった神津風花と白石純恋に目撃される。
菖蒲は白石純恋を殺害し、神津風花には薬を打ち錯乱させると鎌を握らせて“犯人”に仕立て上げた。
そして、真実を知らなかった武蔵が現行犯逮捕したことで、神津風花は冤罪を着せられ、命を絶った――。
伊吹が般若となった理由、それは恋人・風花の無念を晴らすためであり、同時に「正義を掲げながら真実を見抜けなかった武蔵の罪」を暴くためでもあった。
武蔵と天草(曽田陵介さん)は“のっぺらぼう”のアジトへ。
ファイルから事件の全貌を掴むが、「そこまでです」と天草が銃を向ける。
警視庁本部で、大芝三四郎都知事の殺害装置から何者かの指紋があった事を伝えられた屋代は天草だけにこっそり、武蔵を確保しろと指示し、天草は、都知事殺害の犯人が武蔵だと信じ込まされていたのだ。
しかし武蔵は天草を制し、生放送で「鎌鼬事件」の真相と屋代の関与を暴露。
さらに菖蒲のファイルから流れた音声データにより、安室殺害を依頼したのが屋代自身であることが明らかになり、屋代は本庄杏(瀧内公美さん)の指示で確保された。
一方、人質部屋には毒ガスが迫る。
マスクは5つしかなく、6人が奪い合いに。式根(山口大地さん)は「ガスはフェイクだ」と譲っていたが、ギリギリになると真鍋野々花(宮部のぞみさん)からマスクを奪うが、最後の瞬間、天井から追加のマスクが落ち、全員が救われた。
その様子を、一部始終テレビでは流されている。
その後、天狗(芝大輔さん/モグライダー)とがしゃどくろ(瞳水ひまりさん)が仮面を外し、安室光流の兄・駆流と妹・流華であることが判明。
駆流は神奈川拘置所の職員であり、青鬼・大和耕一(菊池風磨さん)を脱走させた人物として公になった。
武蔵が必死の説得を試みたものの、伊吹は冷ややかに「三郎さん、あなたは何もわかっていない」と言い放つ。
そして突如「スペシャルゲストを呼び込みましょう」と告げると、画面には冷凍室に監禁された大和の姿が映し出されるのだった。

🎯ポイント整理
- 伊吹の要求は「武蔵が伊吹=般若の闇を解き明かせ」というもの。→ 武蔵自身の罪(真実を見抜かず風花を冤罪にした)が突きつけられた。
- 鎌鼬事件の真相
- 安室を殺害したのは屋代圭吾。
- 死体処理を“のっぺらぼう”に依頼。
- 目撃した白石純恋は殺害、神津風花は薬で錯乱させられ冤罪に。
- 武蔵は無知のまま風花を逮捕し、伊吹を般若に追い込む。
- 天狗の正体が殺された安室の兄と判明。動機が明確化。
- がしゃどくろの正体が殺された安室の妹と判明。動機が明確化。
- 青鬼・大和は拘束され、伊吹の「真の計画」が表面化し始めた
🔍 ポイント
- 武蔵家の家族ドラマと、警察・妖・マスコミの三つ巴の心理戦が物語を牽引。
- 吉田帆乃華さん演じるえみりは、父との関係が少しずつ変化していく重要ポジションであり、事件の緊張感を強める存在。
- 今後の展開では、えみりの動向が物語の転機に繋がる可能性がある。
🧩 世界線のつながり:『潜入兄妹』×『放送局占拠』

第5話で仮面を外した「化け猫」と「河童」は、2024年放送のドラマ『潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官』の登場人物であり、今回の『放送局占拠』と世界線がつながっていることが公式に明かされました。
妖の名前 | 正体 | 演者 | 元ドラマ | 役柄・背景 |
---|---|---|---|---|
化け猫 | 高津美波 | 入山杏奈 | 『潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官』 | 詐欺組織「幻獣」の元ハコ長(リーダー)。服役後、“妖”として登場 |
河童 | 高津波留斗 | 柏木悠(超特急) | 同上 | 美波の弟。父・高津国光の死の真相を暴くため“妖”に加わる |
- 美波は『潜入兄妹』で実刑判決を受け服役していた設定。
- 今作では「出所してすぐに!?」という本人コメントもあり、連続性が公式に認められています。
- つまり、『放送局占拠』は“占拠シリーズ”でありながら、『潜入兄妹』ともクロスオーバーしている作品です。
💡 ドラマファンとしてはたまらない展開ですね。
📺 『放送局占拠』般若の正体が判明したのはいつ? そして残り話数は?
般若(妖のリーダー)の正体が明かされたのは…
第5話(2025年8月9日放送)でついに正体が判明しました。
その正体は、武蔵三郎の義弟・伊吹裕志(加藤清史郎)でした 。
残り話数について(2025年8月現在)
ドラマは 全10話と見込まれており、放送日程から推測すると第5話後は第6話以降が残り5話となります 。
項目 | 内容 |
---|---|
般若の正体判明 | 第5話(8月9日放送) |
残り話数 | 全10話のうち第6〜第10話が残り5話(今後放送) |
第5話では、ついに般若のリーダーの正体が明らかになり、物語は一気にクライマックスへ近づいてきました。
これからどんな展開が待っているのか、ますます目が離せませんね。
この先の情報も、わかりしだい随時更新していく予定ですので、ぜひまたのぞきに来てください。
📌 まとめ
吉田帆乃華さんは、『大病院占拠』で注目を集めた実力派子役。
シリーズ3作連続出演や大河ドラマなど多彩な出演歴を持ち、これからの活躍がますます楽しみな存在です。
最新作『放送局占拠』でも、その自然体で存在感のある演技が視聴者を魅了しています。
これからも、応援していきたいと思います。
最後まで読んで下さりありがとうございました!
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